「地球に住めなくなる日」のために

「地球に住めなくなる日」のために

テラフォーミング

人類はあと何年地球に住み続けることができるのか。

一説によると、2億5000万年後には太陽の膨張により地表の温度が上昇、現在より10度近く平均気温が上昇するらしい。

2億5000万年という長さは、恐竜が絶滅してから現在までくらいの時間だ。たいした長さではない。

またその頃までには、地殻変動による大陸移動の余波で大量の火山が出現して、火口からマグマともに二酸化炭素が噴出し、大気の組成が人類に適さないものになる可能性もある。

もっと身近な脅威では、人口の爆発的増加で資源が枯渇、森林伐採により大半の陸地が砂漠化してしまうことだって十分ありうる。

いずれにせよ人類は宇宙へ行かねばならないのだ。

テラフォーミングとは、そのままでは人間の居住に適さない惑星において、その環境を「地球化」し、人類が住めるようにすることだ。

現在一番有力視されているのは「火星」

火星は両極に氷とドライアイスがあることが判っている。

太陽光を利用してこれを溶かせば水と二酸化炭素を放出させることができる。そのことにより大気の層を厚くしていくことができる。

さらに火星の地下には大量の水が眠っているので、これも掘り出すことができれば十分な水を確保できる。

水さえあれば電気分解により酸素を得ることも可能だ。

かくして人類が生活できるようになる。

宇宙開発には巨額の予算が必要だが、人類は宇宙へ行く手段を考えることをやめてはいけないのだ。

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OPUSAT

大阪大学が開発した「OPUSATこすもず」は超小型だが新しい電源システムに挑戦した凄い代物だ。

このプロジェクトの成功は、大型の人工衛星にも応用できる長寿命かつ軽量な電源装置の開発に繋がった。

大阪大学は偉いのだ。

こうのとり

アメリカのスペースシャトルが退役したため、現在国際宇宙ステーションに大量の物資を届けることができるのは、日本の「こうのとり」だけである。

将来はこうのとりをベースに人間を運ぶ往還機をJAXAは開発するはずである。

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