【藤子不二雄(A)展】グッズショップ「怪奇や」で大人買いをした話

【藤子不二雄(A)展】グッズショップ「怪奇や」で大人買いをした話

物販グッズにこそ用がある

東京・六本木ヒルズ、森タワーの53階東京シティビューで開催中の「藤子不二雄(A)展」にやっとこさ行ってまいりました。

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3カ月近くもあった、長い会期もあっという間に残り1ヵ月(2019年1月6日まで)。

年齢的には思いっきり藤子不二雄世代(1977年生まれ)。

普段から「藤子不二雄はFよりA派なんだよね」などと、したり顔で主張している身ながら、なぜこんなにモタモタしていたかと言いますと、個人的にこの手のエキシビジョンに対して、「入場料高いのに内容たいしたことない」という偏見を持っておりまして。

過去に同じ会場(東京シティビュー)で開催された数々のエキシビジョンも興味あるコンテンツのものが開催されるたびに、足を運んではいるものの、会場の大きさの都合上か、若干さっぱりした点数の展示に、やけに充実した物販コーナーという組み合わせが多く、「まるで物販コーナーへの入場料みたい」との印象を強くしていたわけです。

ただ、今回に限っては、その物販コーナーにこそ行っておくべきではないかと、思い直しまして。

巷に関連商品が豊富にあるジブリやマーベル、スターウォーズ(過去のエキシビジョンで扱ったコンテンツ)などとは異なり、「藤子不二雄(A)グッズ」となると、そうそう滅多なところでは売っていません。少子化の影響か、より大衆人気のある藤子・F・不二雄さんの作品だって、ドラえもんくらいしか新作アニメを拝めない昨今、ハットリくんや怪物くん、喪黒福造やプロゴルファー猿グッズが一堂に会しているなんて、オンタイム世代としてはそれだけで行く価値があるのではないでしょうか。

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会場の様子

というわけで、去る12月上旬、日曜日午前10時の六本木ヒルズ。

当日券売り場に着くと、開館から数分しか経過していないのに長蛇の列。

行列に並ぶのが苦手な僕は「やっちまった。」と来たことを一瞬後悔しそうになったのですが、なんのことはない隣の会場で共催されている「カードキャプターさくら展」の行列でした。CCさくら、凄い人気です。一方、藤子不二雄(A)展の方は、ガラガラというわけではありませんが、すんなり入場できました。

会場のエントランスでは、藤子不二雄(A)先生の等身大人形がドーンとお出迎え。

 

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「笑ゥせぇるすまん」のフォトスポットもあります。同じエリアに一ヶ所女性客が写真撮影のために列をつくってる展示がありまして、何かと思ったら嵐の大野さんが描いた「藤子不二雄(A)先生の似顔絵」でした。来場者の年齢層が意外と若いのは、実写「怪物くん」のおかげなのかもしれません。僕も映画は試写会で観たんですが、脳が記憶を消してしまったらしく何も覚えていません。ファンにとっては面白かったのかもしれませんね。

下調べをしなかったので驚いたのですが、この『藤子不二雄(A)展』、展示物の全てが撮影可能とのこと。フォトスポットはともかく、展示されている生原稿までOKというのは、ちょっと記憶にありません。著作者である先生の「まあ、せっかく来たんだから楽しんでってよ。」という粋な計らいに、ちょっと感動します。

 

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豊富なフォトスポット。そこかしこに遊び心を感じる配置です。

 

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10年くらい前に友達とゴルフしたときに、アプローチでしたが「旗つつみ」が実現したことがあります。凄く盛り上がったのを思い出しました。

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やっぱり感動するのは豊富に展示されている生原稿。手描きの迫力は違います。写真で残せると、後から振り返って印象をあらたにできるので猶更ですね。著作権の都合上、公式SNSにて紹介されているものしかお見せできませんが、個人的に「怪物くん」最終回のカラー原稿の美しさは必見です。

ミニシアターでは、社会問題に切り込んだ(笑)漫画作品を映像で見ることが出来ます。本当に藤子不二雄(A)作品らしい、実に嫌な気持ち(いい意味で)になれるので、10分間最後まで見ることをお勧めします。(12/14以降は違う作品が上映されるようです)

展示の数そのものは、「ボリュームたっぷり」というほどではありませんでしたが(個人の印象です)、一つ一つの趣向が凝っていて総じて満足感は高かったです。

いよいよショップへ

展示が一通り終わると、いよいよ目的の物販コーナー「怪奇や」へ

期待にたがわぬ品揃え。久しぶりに本気出して買い物をしました。欲を言えば、「ブラック商会」グッズがもう少し欲しかったのと、コミックコーナーで1巻が売り切れている作品が多かったのが気になったくらい。

買ったもの。ブラック商会グッズ(立体)が欲しかった・・・
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久しぶりに、子供の頃に親しんだキャラクター達に触れて、旧友に再会したような気持ちになれました。会期は残りわずかですので気になっている方はお早めに。

「藤子不二雄(A)展 -(A)の変コレクション-」
会期:2018年10月19日から2019年1月6日まで
開場:10:00~22:00最終入場21:30
六本木ヒルズ展望台 東京シティビューにて開催

公式サイト:https://tcv-fujiko-a-ten.roppongihills.com/

 

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