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光進丸とは
言わずと知れた、加山雄三さんの自家用船のことだ。話題になったのは3代目光進丸。
この船のことを歌った同名タイトルの歌(1978)が素晴らしかった。
出航前のあわただしさに そこだけ時が止まったようだ 心ひとつの海の仲間が 綱といて船に乗る
歌詞のこの部分にかかると、聴いている自分も一緒に船に乗って旅に出るような気になってくる。
設計も加山さん自身とのこと。まさに天才である。
最近火災に遭い、沈没してしまった。加山さんの嘆きは尋常ではなく、半身をもがれた思いだったそうだ。
でも歌は残っている。私の心の中に確かに。それが在りし日の、蒼い海と空を背景に白波を立てて航行する光進丸の雄姿を思い出させてくれる。
光進丸よ、永遠なれ。
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