【巣ごもり応援企画1】イッキ見のチャンス!マーベル映画おすすめ鑑賞方法

【巣ごもり応援企画1】イッキ見のチャンス!マーベル映画おすすめ鑑賞方法
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映画館にすら行けない先の見えない巣ごもり生活の日々に鬱々として、ブログ更新も滞りがちな今日この頃。

とはいえ可能な限りの自衛の手段を尽くした後は「こんな時だからこそできること」を探して、日々を楽しむ努力をした方が、精神衛生的にも免疫力向上の観点からもよろしかろう、ということで当ブログでは、いつかやってみたかったけど時間がなくてできなかったことをテーマにした記事も上げていこうと思います。

初回の本稿では、マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)の23作品に、これまで触れてこなかった、あるいは友人や子供に付き合って1~2本観たけどキャラクターが多すぎてわけわからなかったけど、この機会に追いついてみようかしら、という方の為に、おすすめの鑑賞順を紹介してみようと思います。あんなにMCUMCU騒いでいたのに意外と自身初の試みです。是非参考にしてみてください。

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MCUダイジェスト式鑑賞方法

おすすめの鑑賞順ってアナタ、これまで公開された23本の映画を、公開された時系列順に『アイアンマン(2008)』から見ていけばいいんでしょ?

勿論、時間が許すのであればそうして頂くのがベストでございます。

しかしオンタイムで1本ずつ公開を指折り数えて待ちながら追ってきたアメコミ映画ファンとは違い、「MCUをこれから見てみようかな」という方は、そもそもアメコミ映画というジャンルそのものに積極的な興味があるわけではないのでしょう、そんなリテラシーの方が1本2時間強の映画作品を一時期に23本連続で観るという行に果たして耐えられるでしょうか。これは私個人の見解ですが、23本ある作品の中には正直微妙な出来のものもないわけではありませんし、MCU自体尻上がりに作品のクオリティを上げていった印象ですので、下手に「最初から全部観る」という方法をとってしまうと、もともとアメコミ映画に何のバイアスもかけない多くの方は序盤で挫折したくなってしまう可能性が高いと思うわけです。

下記に紹介する方法は、仮に23作品全部観る方法を「コンプリートプラン」とした場合、最小の作品数でそのエッセンスとだいたいのストーリーが判る「スマートプラン」と、殆どの登場人物を網羅でき、過不足を感じることなくインフィニティサーガを味わうことができる「スタンダードプラン」の2通りです。怪しい携帯電話の勧誘みたいですがさっそくいってみましょう。

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スマートプラン(6作品:所要時間14時間39分)

1『アベンジャーズ(2012)』

2『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー(2014)』

3『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)』

4『シビルウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』

5『アベンジャーズ/インフィニティーウォー(2018)』

6『アベンジャーズ/エンドゲーム(2019)』

MCUのフェーズ1から3まで23本の映画を「インフィニティサーガ」を呼ぶのですが、これは何の括りかと言いますと、6個のインフィニティストーンと、それを集めて世界の破壊をたくらむ悪役サノスとの戦いの物語、という区切りになっています。インフィニティストーンは雑に紹介すると、ドラゴンボールみたいなもので、「全部集めると願いが叶う」的なアイテムという理解で大丈夫です。

このスマートプランは、サノスとの直接対決が描かれた『インフィニティウォー』と『エンドゲーム』を軸に、この2本を楽しむうえで必要不可欠な要素が描かれている映画のみで構成されています。図らずも、MCUが誇る高クオリティの映画のみのラインナップとなっていますので、「MCUは知りたいけど、時間はあんまりないよ?」って方におススメです。

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スタンダードプラン(12作品:所要時間27時間15分)

1『アイアンマン(2008)』

2『マイティ・ソー(2011)』

3『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』

4『アベンジャーズ(2012)』

5『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー(2014)』

6『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)』

7『シビルウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』

8『スパイダーマン/ホーム・カミング(2017)』

9『マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』

10『アベンジャーズ/インフィニティーウォー(2018)』

11『アベンジャーズ/エンドゲーム(2019)』

12『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム(2019)』

多士済々のヒーローが顔を揃えるMCUのアベンジャーズですが、主人公格はアイアンマンとキャプテン・アメリカ、そしてソーの3人です。『シビルウォー』不在が響いて、ソーを前出の2人と同等に扱うのに疑問を感じる不届きな向きもあるのですが(※筆者はソー推しです)、この3人プラス後継者としてのスパイダーマンの物語を追えば、もうだいたい全部観たのと同じ、感情移入もバッチリできた状態で最新作『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』を迎えられると思います。この『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』という作品がですね、23本通して最高傑作といってもいいくらいの素晴らしい青春ヒーロー映画なんですが、あくまでこれまでのMCUを踏まえた状態で鑑賞すれば、って話なので、この映画を完璧な状態で楽しむための鑑賞順と考えて頂ければ結構です。

この「スタンダードプラン」をクリアできれば、全部鑑賞してるファンともほぼ対等に話ができるでしょうし、何より漏れなくMCUの魅力に否応なくどっぷりハマった状態になっていると思いますので、未見の作品も追って鑑賞しようって気分に自動的になってしまっているのではないでしょうか。枝葉末節はちゃんと好きになってから掘り下げればよいのです。

ひとつ懸念があるとすれば(※スマートプランも共通)、この作品群だと『エンドゲーム』の最終決戦で、かなりおいしいところを持っていく女性ヒーローに対し「誰!?」となってしまう恐れがありますが、彼女の場合は単独作の公開タイミングといい、与えられた(お前ひとりでいいんじゃね?)超パワーといい、多かれ少なかれ受ける唐突感は否めませんので、あまり気にしないのが吉です。そういうご時世ってことで、原作コミックでも賛否両論を呼んでおりますのでね。

いかがでしたでしょうか?

推し作品が入っていなくてお気を悪くされたファンの方もいらっしゃるのではと思いますが、あくまで参考意見のひとつとして受け止めて頂けるとありがたいです。また巣ごもりに役立ちそうなネタを思いついたら書きますので宜しくお願い致します。

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