【アベンジャーズ:エンドゲーム】大予想!最後のアイアンマンはきっとこのモデルだ!

【アベンジャーズ:エンドゲーム】大予想!最後のアイアンマンはきっとこのモデルだ!

MCUのアイアンマン

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2008年『アイアンマン』よりスタートした、マーベルスタジオ製作の一連のアメコミヒーロー映画シリーズ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)も来年(2019)の4月末に公開が予定されている『アベンジャーズ:エンドゲーム』で一応の一区切り。

この映画をもって10年近くシリーズを牽引してきたトニー・スターク役のロバート・ダウニーJr.らの契約満了が発表されており、実写版アイアンマンもしばらく見納めということになりそうです。

今更当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、このMCUは80年近い歴史を持つマーベルコミックス社によって出版されてきたアメリカンコミックのキャラクターを使用しています。ただ、一連の実写化に当たって、コミックの世界では本来奇抜なコスチュームや装飾を身に付けているキャラクター達が、ある程度「現実味のある」容姿に落とし込まれていることが多く、アメコミならではの外見的ケレンを好んできた身としては、若干歯がゆく感じることもあります。

そんな中、このシリーズの心臓とも言えるキャラクター、アイアンマンの実写描写だけは、毎回、登場のたびに映画ファンだけでなく原作コミックファンをも唸らせることに成功してきました。

1963年、後にマーベルコミックスのシルバーエイジと呼ばれる時代に、先日天に召されたスタン・リーらによって創造されたアイアンマン。その60年近い歴史上、それこそ数えきれないほどの容姿や設定の変更が行われてきたのですが、そんな無数のアイアンマンの姿の中でも、コミックファンの記憶に残る、人気の高かったモデルがいくつか存在します。そしてこれまで公開されてきたMCUでは、このアイアンマンの人気モデルのうち、特に有名どころをだいたい実写版として登場させてきたのです。

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具体的に少し挙げると『アイアンマン』のMark1(洞窟で作ったやつ)Mark3(オバディアと戦った型)『アイアンマン3』のシルバーセンチュリオン(両手にブレードがついた型)アイアンパトリオット(星条旗ペイントの型)。『アベンジャーズ:エイジオブウルトロン』ではハルクバスター(ハルクと戦った型)。『スパイダーマン:ホームカミング』ではアルティメットアイアンマン。そして近作『アベンジャーズ:インフィニティーウォー』ではナノマシン構築のブリーディングエッジアーマー

ことほど左様にコミックファンのツボを押さえた見事なラインナップを連ねてきたのですが、たったひとつ、まだ実写化されておらず、そしてコミックファンの人気が高いアイアンマンの型があるのです。

そしてそれこそが、来年公開を予定している『アベンジャーズ:エンドゲーム』において登場するはずの最後のアイアンマンになるのではないか、前置きが長くなりましたがそう予想するわけです。

その名はハウス・オブ・M・アイアンマン

その型の名前は「ハウスオブエム:アイアンマン」

なんのこっちゃ?と思われるかもしれませんが、登場したコミックのタイトルが「ハウス・オブ・M」だったのでそう呼ばれているのです。

関連するアメコミのストーリーを細かく話すと20ページくらいになってしまうので簡単に言うと、なんやかんやあって精神に支障をきたしてしまったワンダ・マキシモフ(コミックの方のね)が、自らの現実改変能力を暴走させてしまい、世界中の現実を自らの希望通りに上書きしてしまう事件が起こります。この事件が「ハウス・オブ・M」事件です。

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改変後の世界ではアベンジャーズの面々は、関係性も含めて今までのストーリーとは違う人生を送っていまして、その中の一人トニー・スタークは、アイアンマンスーツを使用したバトルコロシアムの選手になってしまっています。でそのストーリアークの中で、トニーが使用していたスーツが「ハウスオブMアイアンマン」と呼ばれています。

百聞は一見にしかず。

なんとなく手持ちの玩具を元にイラストにしましたのでご覧ください。

・・・ガンダム?

筆者も最初見たときそう思いましたとも。

腕に装備された巨大な砲塔。背中のスラスターモジュール。なんといって頭部の造形がこれまでと全く異なり、日本のSFアニメ的といってもいいようなお顔をしています。

如何でしょう?ラスボスを倒すのにふさわしいゴージャス感だと思いませんか?

原作では「ハウスオブMアイアンマン」は、短い期間の登場でしたし、装備や能力についても詳細な説明や描写があったわけではないのですが(確か宇宙で活動できるスーツだったはず)、とにかくこのSFロボットみたいな姿が新鮮で、コミックファンの記憶に残りました。

最後にこのアイアンマンが見れたら、非常に嬉しい。予告編も公開されていない今だからこそできるボンクラ予想ですが、あながち的外れなことを言ってないのではと期待しています。

こぼれ話

ただ、一つ懸念があるとすれば、アイアンマンとは関係がないのですが、この「ハウスオブM」というコミックは逸話がありまして、最初出版されたとき、スペインの国王をモチーフにした衣装を着たキャラクターを表紙にしてしまって、スペイン政府がクレームを入れ、急遽差し替えるというトラブルがあったんですね。で、差し替え後も懲りずに、その衣装のままTVゲームに登場させてまた怒られたりしてました。

当時を思い出すようなキャラクターデザインを出さない、という上層部の判断はもしかしたらあるかもしれません。

また、このハウスオブMアイアンマン以外にも、ちょっとだけ有名で個性的なアイアンマンがもう1型ありまして、それはハルクバスターならぬ、ソーバスターというその名の通りトニーがソーと戦うことを想定して作ったスーツです。

名前だけ聞くと実写版ハルクバスターがあんなにかっこいいなら、あるいはと思われるでしょうが、こんななんで。

可愛くはありますけど、恐らくこれはないでしょう。

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